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Northern California

Spotlight: ラッセン火山国立公園

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June - Aug
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蒸気を上げる硫黄の噴出孔、ボコボコと沸く泥水泉、沸き上がる熱湯など、州の北東部の一角に位置するこの驚きに満ちた公園では、活発な地球の姿を見ることができます。公園の代表的な火山であるラッセンピークの山頂が最後に噴火したのは、1914年5月のこと。山は、その後3年間にわたって噴火活動をつづけました。現在、その活動は落ち着いており、安全に散策や見晴らしを楽しみながら火山について学ぶことができます。さらに、延々と続く緑豊かな森を探検したり、きらきらと輝く湖を眺めて楽しむことも可能です。

ラッセン・ピーク

ラッセン・ピーク

ラッセン・ピーク
活動中の火山散策。登山も可能。

澄みきった青い空のもと、ほとんど木も生えていない、 3,187メートルの高さにそびえる静かな山を見上げていると、100年前のこの山が、木々をなぎ倒し、周辺を何キロにもわたって災害に巻き込んだ危険な噴火に揺れていたことなど想像もつきません。ラッセンピークの噴火は、1914年5月に始まりましたが、極めて大規模な土石流と熱い火山ガスの蒸気の雲により最大の惨状がもたらされたのはその1年後でした。水蒸気噴火は、1921年まで続きました。

ラッセンピークが最もよく見える場所の1つには、バンパスヘル・オーバールックを超えてすぐの麓にあるレイク・ヘレンがあります。高所にあるこの湖には、真夏でも雪や氷が残っていることもしばしば。湖面はひんやりと冷たいターコイズ色に染まっています。降水量が少ない年でも、大変美しい景色を満喫できます。ピクニックに最適な場所を探すなら、湖の東側を目指しましょう。

特に夏季の週末は大変混み合います。火山に登る場合は、混雑に備えましょう。(本格的な登山技術は必要としませんが、体力を要します。元気いっぱいの子供なら一緒に登ることも可能です。)

暑さを避けるには朝早くに登り始めることと、十分な水分と帽子の用意をお忘れなく。登り始めの道は、マウンテンヘムロックとホワイトバークパインにもかかわらず一見簡単そうですが、木々のある道を過ぎるとだんだんと急な坂道に変わっていきます。ジグザグの道をいくつも登っていくと、周辺をぐるりと見渡せるラッセンの第一の頂上へ到達します。ラッセンの実際の火口を目指すには、第二の頂上へもう少し歩きます。

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バンパスヘル

バンパスヘル
園内で最も多くの熱水地が集まる場所を訪れる

バンパスヘルはまさに、「ヘル(地獄)」の名にふさわしい場所。ここでは、166.5ヘクタールにわたって熱水や泥水泉が沸き、蒸気を上げる火道やモクモクと煙を上げる噴出孔などの活発な地質を見ることができます。

昔の開拓者、ケンダル・ヴァンフック・バンパスは、1860年代に不運にもこの熱水に足を踏み入れてしまい、沸きあがる水を発見しつつも片足を負傷しました。

現在の観光客には、そのような心配はありません。この地熱エリアまでは、歩きやすく、しっかりと目印がついたトレイルが整備されています(約3.7キロメートル)の道のりですが、行く価値があります)。途中、広大な山々の素晴らしい景色へと続く短い分かれ道がありますが、実は、この山々は、マウント・テハマという約50万年も前の巨大な火山の名残です。臭いが強くなるにつれ、バンパスヘルに近づいていることを感じられるでしょう。自然発生したガスで腐敗した卵のような臭いが立ち込め、泥水泉と沸き立つ水溜りからは奇妙な音が響きます。バンパスヘルでは、気の毒なバンパス氏のようにならないよう、板の上の安全な通路を歩きましょう。

マンザニータ湖
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マンザニータ湖

マンザニータ湖
ラッセン・ピークのキャンプと湖の眺め

レイク・マンザニータは、ラッセンで最も人気の写真撮影スポットであり、来園者の多くがここを訪れる公園きっての主要な観光エリアです。ここにはいろいろなアクティビティが揃います:水泳、レンタルカヤック、レンジャー・プログラム、レンタルキャビン、広々としたキャンプ用地とキャンプ用品店、湖を周る2.6キロメートル のハイキング用トレイル(探検好きな子供達に最適)など。北側の見晴らしの良い場所は、湖の青色に染まるラッセンピークのドラマチックな姿を狙うカメラマンの絶好の撮影ポイントとなっています。小さな博物館に立ち寄れば、ネイティブアメリカンが作ったバスケットの美しいコレクションや、1914年の噴火当時の写真を見ることができます。

レイク・マンザニータには179か所のキャンプ場があり、すべてにシャワー、水洗トイレ、コイン式の洗濯機が備わっています。キャンプの道具がない時は? 清潔なキャビンや宿泊小屋を各種レンタルしての宿泊が可能です。

ドレイクスバッド民宿牧場
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ドレイクスバッド民宿牧場

ドレイクスバッド民宿牧場
食べて、泳いで、泊まって楽しめる歴史ある牧場

公園内の南側にある1,900名が宿泊可能なこのロッジは、心地よい滞在とともに、以下のような嬉しいサービスと設備を提供しています:マッサージ、ガイド付きのトレイルライド、ハイキング後のビールを楽しむために最適なレストランとフレンドリーなバー(宿泊しなくても利用可) 人里離れたこの場所には、ほとんどのキャビンに石油ランプがともり、すわり心地の良い木の椅子が美しい景色の方を向いてどっしりと配置され、あらゆる方向に向ってトレイルが伸びて、魅力的なカントリーサイドの雰囲気が漂います。料金には、宿泊費および全食分の費用が含まれています。お食事は、サーモンのグリル、特上リブロースのディナーに上等なワインを合わせた自然に囲まれた土地の実に贅沢な内容です。

牧場で最も人気の設備は、「ドレイクの湯」として知られる温泉プールです。日中は、泳ぐために適した水温まで下げられていますが、夜には天然温泉の巨大なバスタブに変わります。(知っておくと便利な情報: 宿泊客以外でも、その日の夜のディナーを予約していれば、プールに入ることができます。) ドレイクスバッドは、公園のワーナーバレー地域(チェスター経由でのアクセス)にあります。デビルズ・キッチンの地熱帯、ボイリング・スプリングス湖、ターミナル・ガイザーなどの火山地帯への行き方は、牧場のスタッフに訪ねましょう。

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ラッセンの天体鑑賞

ラッセンの天体鑑賞
真っ暗な空に浮かぶ天体を眺めませんか

夜のラッセンは真っ暗です。でもその暗さがここでは贈り物。7月の終わりから8月の初めにかけて開かれるダークスカイ・フェスティバルは、天体望遠鏡を覗いたり、星座ツアー、NASAや太平洋天文協会の専門家によるディスカッションやデモンストレーションに参加するなど、天体鑑賞と天文学に関するアクティビティを最高に楽しむ3日間のイベントです。子供達はジュニアレンジャーの天体セッションにて、恒星や惑星、星座について学び、夜の探検アクティビティに参加することができます。ラッセンが夜空を謳歌するのは1年に1度だけではありません。夏には、公園の北と南の両側でレンジャーによる天体プログラムが開催されます。デバステイテッドエリアは毎週水曜日の夜、バンパスヘルの駐車場では、特定の土曜日です。暖かい服装で行きましょう。日没後は、夏でも気温が急激に下がり、零下になることがあります。

Lassen in winter by LassenNPS/Flickr

冬のラッセン

冬のラッセン
ウインターワンダーランドで楽しむスノーシューとクロスカントリースキー

冬と春のラッセンは、スキー登山およびバックカントリー・スノーボードの人気スポットですが、スノースポーツの初心者でも、スノーシューズをはき、ザクザクと雪景色へと足を踏み入れて真っ白に覆い尽くされたラッセンの美しさを楽しむことができます。冬は、公園を通る道が閉鎖されており、北入口(マンザニータ湖のルーミスプラザ地域)と南入口(コーム・ヤマニー・ビジターセンター)は共に、スノーシューズ用トレイルができています。自分のスノーシューズを履いて、自分で出かけるもよし、または、レンジャーのガイドによる週末のスノーシューズウォークもお勧めです。クロスカントリースキー好きなら、雪に覆われた園内の道路を進んで真っ白な雪に囲まれたラッセンの地熱地帯まで行ってみましょう。

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滝のハイキング

滝のハイキング
素晴らしい滝を望むご家族連れにぴったりな2つのハイキングコース

ラッセンのほとんどのアトラクションが、熱い火山や温泉地域に集まっている中、涼しい滝を目指すこの2つのハイキングコースはことさら新鮮な楽しみを与えてくれます。公園の南入口にある南西側のキャンプ場からスタートするミルクリーク滝へのハイキングでは、7月に輝くような黄色い花々が元気いっぱいに開くミュールズイヤーの咲き乱れる広大な平原や巨大なレッドファーの木陰を通りながら、往復 6キロメートルの距離を進みます。高さ 23メートルのミルクリーク滝は、公園内で最も落差の大きい滝です。

園内の主要道路を北に向かうキングスクリーク滝へのハイキングでは、往復 3.8キロメートルの距離を進みます(または、馬用に坂が少ない場所を行く4.8キロメートルの別ルートもあります)。このハイキングコースでは、坂を下りながら緑に覆われた草原を抜け、キングスクリーク滝に沿って岩の階段をさらに降りていきます。荒々しい滝は、約15メートルの高さがあり、奥まった薄暗い渓谷にあるため、写真を撮るなら、少し遅めの午前中に到着するのがお勧めです。岩の階段を上って戻る前に、冷たい水で足をクールダウンしましょう。

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サルファー・ワークス

サルファー・ワークス
自然の色彩が溢れるかつての硫黄採掘場を訪れる

アクセスが簡単な上に、迫力に満ちたたくさんの地熱関連アクティビティを楽しめるこの場所は、大変お勧めです。園内主要道路のすぐ近くです。 絶対に見逃せないスポット: 空高く蒸気が上がり、粘土鉱物が飛び散っては、荒れた安山岩のいたるところに黄色やオレンジ、赤などのカラフルな色のパレットを創り出しています。

空高く蒸気が上がり、粘土鉱物が飛び散っては、荒れた安山岩のいたるところに黄色やオレンジ、赤などのカラフルな色のパレットを創り出しています。

臭気に満ちた蒸気口(腐敗した卵の臭い、正確には硫化水素の臭い)、ボコボコと音を立てる噴気孔、泡立つ泥水泉の周囲に、説明書きと共にロープを張った短い通路が作られています。直径が約1.5メートルもある最も大きな泥水泉が、側面通路のすぐそばにあります。サルファー・ワークスには、国立公園の一部となる前に長い商業の歴史がありました。1865年、オーストリア人の実業家が、硫黄採掘業を始めたものの、硫黄の需要が落ち込むとそれを観光業に切り替えました。「スパンズ・スプリング」は、温かい鉱泉浴を楽しむ場所になりました。高い人気を誇ったこの場所は、1941年にはガソリンスタンド、昼食用の食堂、浴場、「サルファー・ワークス・イン」という名の大規模レストランまで備えていました。

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ラッセンのキャンプ

ラッセンのキャンプ
火山と湖の眺めを楽しめる最適なスポットを探す

夏休みの計画を立て忘れ、もう7月。今更キャンプ場の予約も取れないとお困りではありませんか? ご心配はいりません。ラッセン火山国立公園なら、高所の雪解けに時間がかかるため通常6月下旬から9月までと、キャンプができる季節は短かめですが、とても空いているので園内半数以上のキャンプ場では予約する必要がありません。夜間は、夏でも零下まで気温が下がる場合がありますので、防寒着の用意をお忘れなく。

公園内の8が所のキャンプ場は、キャンプする人々の好みに合わせてそれぞれに異なる特徴を備えています。レイク・マンザニータでは、便利なアメニティを完備しているため、ご家族連れに人気です。人気のレイク・サミットのキャンプ場は、ひんやりとした冷たさが心地よい湖の水で泳ぐことのできる2つのエリアに分かれており、こちらもご家族連れに向いています。車がない環境をご希望の場合は、駐車場から少し歩いたところのサウスウエスト・ウォークイン・キャンプに21か所のキャンプ場があります。ミルクリーク滝へのハイキングは、こちらのキャンプ場から出発し、近くのブロークオフ・マウンテンへ向かいます。離れた場所には、ビュッテレイク、ワーナーバレー、ジュニパーレイクなどのキャンプ場もあります。それぞれのキャンプ場は道の行き止まり地点にあり、メインパークロードにはつながっていません。カヤックを楽しみたい人には、水辺からすぐ近くにサイトがあるジュニパーレイクのキャンプ場が最適です。ここのキャンプ設備は非常に限られています。水は持参するか、湖の水をろ過した上で利用してください。

Mt. Shasta by Kodiak Greenwood

Trip 4〜6日間 10 stops

火山から海へ

火山が連なる大自然の絶景からクラフトビール醸造所まで
サクラメント

州の中心に位置する州都サクラメントから旅を始めましょう。多くの都市の例に漏れず、カリフォルニアの州都サクラメントでもエネルギッシュな復興が進んでいます。アーバンなライフスタイルを求める若者が流入して、地ビールの醸造所やグルメな居酒屋、トレンディなブティックなどが次々とオープンしています。定評あるシェフがローカルな食材を使ったメニューで腕を競い、レストランと周辺の農家が直送で取引することも、今や目新しいことではなく、ごく普通のことになりました。暑い夏の日には、カリフォルニアでも随一の快適な夕べが訪れます。地元の人々がビクトリア様式の住宅のポーチでくつろぎ、...

ユーリカ

大自然に囲まれたドライブコースの大半とは対照的なユーリカは、温かな雰囲気の活気に満ちた街です。サンフランシスコとオレゴン州ポートランドの間にある最大の沿岸都市ユーリカ。かつては荒れていたこの港町は、立派に修復されたビクトリア朝時代のオールドタウン地区の歴史を感じるたたずまい、年季の入った漁船が波から守られて出入りする今でも健在の港、ゴトゴト音を立てて街を通る木材運搬トラック、近隣の街アーケータにハンボルト州立大学があるおかげで環境意識が高い大学街の雰囲気など、異なる魅力を併せ持っています。セカンドストリートの終わりにあり、クイーン・アン様式の典型で、...