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Dave Lauridsen

Trip 8〜10日間 10 stops

究極の南カリフォルニア

「誰もが楽しめる」というのは聞き飽きた表現ですが、この旅は、全行程をみんなが楽しめる正真正銘のコースです。ディズニーランドリゾート、シーワールドサンディエゴ、レゴランドカリフォルニア、サンディエゴ動物園などのほか、ユニバーサルスタジオハリウッドなどのロサンゼルスのアトラクションなど、家族向けのスポットを思う存分に遊び尽くしてください。都会の光に彩られたロサンゼルスやハリウッド、パームスプリングスなどには、大人も楽しめるスポットがあふれています。その後は、山岳や砂漠の公園にも足を延ばし、圧倒的な自然の景観を満喫するコースをたどります。印象深いマンモスレイクも訪ねます。

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Griffith Observatory

ロサンゼルス

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ロサンゼルス
Rooftop Restaurants, A-List Celebrities

この旅の出発点は、カリフォルニア最大の都市、ロサンゼルスです。ロサンゼルスでは決して活発な鼓動が止むことはなく、アクティビティが尽きることはありません。しかしどのように街を巡るかは、意外と悩みどころです。前もって計画を立てることがこの街を楽しむコツです。ロサンゼルス巡りは太平洋に面したサンタモニカから始めてみてください。広々とした人の少ない海岸や、賑やかな乗り物やレストランが並ぶシンボル的なピアが待っています。そしてサードストリートプロムナードやサンタモニカプレースショッピングセンター(海と街の景観が楽しめる屋上でのダイニングも格別)では上質のショッピングが楽しめます。この後は、サンタモニカブルバードを北東に向かい、伝説のビバリーヒルズを訪ねましょう。黒いウィンドウを締め切った車がシャネルの前に止まる光景や、ロデオドライブに軒を連ねる高級ブティックなど、ここだけにしかないシーンが繰り広げられています。さらに東に進み、次はハリウッドに向かいます。ここでは、ぜひハリウッドウォークオブフェイムをそぞろ歩き、TCLチャイニーズシアターをチェックしてください。

その後は、東に向かい歴史的なロサンゼルスのダウンタウン(DTLAと略称で呼ばれることもあります)を探訪しましょう。中心部には新たな住民が流入し、活気が舞い戻っています。また、ミュージックセンターから市庁舎に至るまでの遠大なパノラマ(視界にはウォルト・ディズニー・コンサートホールも含まれます)が楽しめる都心のオアシスであるグランドパークなど、新たなアトラクションもダウンタウンの復興に一役買っています。由緒ある建物群の再生が進められています。ブロードウェイにそびえる1927年築のきらびやかなユナイテッドアーティスツビルもその一つ。現在、エースホテル・ダウンタウン・ロサンゼルスとしてよみがえり、往時を伝えるスタイリッシュな客室とレストランは必見です。スポーツイベントやエンターテイメントにたくさんの市民が詰めかける一大メッカであるステイプルズセンターやL.A.ライブ。一緒に酔いしれてください。L.A.ライブ内には、エルビス・プレスリーの楽譜やマイケル・ジャクソンの手袋など、音楽に関する貴重な遺品を見学できるグラミー・ミュージアムや、コンサートが楽しめるノキアシアターなどがあります。旅のしめくくりは、ユニバーサルスタジオハリウッドでの映画さながらのアクション満載ライドや舞台裏ツアーがおすすめです。

ロサンゼルスを離れたら、南東に車を進め、カリフォルニアでダントツの人気を誇る魔法のスポット、ディズニーランドを訪ねましょう。

Next Stop
ディズニーランド (26マイル/42km 32分)
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Partners Statue by Disneyland

ディズニーランド・リゾート

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ディズニーランド・リゾート
名前を聞くだけで子供の表情が輝く場所

オレンジカウンティのアナハイムに位置し、1955年以来業界を先導してきた誰もが認めるテーマパークの大御所。訪れる人は、究極のおとぎの国での時間を満喫できます。大人気のこのテーマパークでは、マッターホーン・ボブスレーのようなビンテージアトラクションのほか、ナイトショー「ワールド・オブ・カラー」のレーザー光線やそびえ立つ噴水、「ミッキー・アンド・ザ・マジカルマップ」の神秘的で愉快なミッキーマウスのショーなど斬新なアトラクションが楽しめます。オリジナルのディズニーランドパークと隣接のディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーパークから成るリゾートには、関連のある乗り物やショー、アトラクションが楽しめる「テーマランド」があります。

無料マップを携行して、迷わずに行きたい場所へ向かいましょう。入場後は、リゾートの「ファストパス」システムを使うと行列での待ち時間を減らせます(その日の後の時間を予約するのにチケットを利用できます)。また、無料の「ディズニーランド待ち時間」アプリをダウンロードすると、どのアクティビティの行列が短いかが分かります。

トゥモローランドで未来を垣間見たり、フロンティアランドの素朴な世界に触れたり。マジックキングダムでは景色が次々に変わります。騒々しいパイレーツ・オブ・カリビアンの乗り物で大胆にクルーズへ出かけましょう(悪魔のような船長ジャック・スパロウに扮したジョニー・デップを探してください)。その後は外へ出て、ニューオーリンズ・スクエアでいい匂いのする作りたてのベニエはいかがでしょう。歩いてすぐのファンタジーランドでは、子供たちは有名な象のダンボの乗り物に乗ることができます。小さな女の子たちは、エルサ、アリエル、ベル、そのほか昔から人気のディズニーのヒロインたちに会うのをワクワクしながら待つことでしょう。ライトセーバーのスキルを磨くためにジェダイトレーニングアカデミーにお子様を登録するのもお忘れなく。さまざまな冒険が待っています。深海へ旅するファインディング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジでは、ドリーやその仲間に出会えます。または、「トイ・ストーリー」がテーマのバズ・ライトイヤー・アストロブラスターズで、敵をレーザーでやっつけましょう。銀河探検をもっと楽しむには、スペース・マウンテンで出発。

思い切り遊んだ後は、トゥモローランドの本館、イノベンションズの中の事実と比喩の落ち着いた世界に入り込むのもおすすめです。たくさんの小道具や機器、ゲームがあります。未来の家の中を歩いて、アートワーク、音楽、照明をカスタマイズしたり、インタラクティブな「アイアンマン」の展示でトニー・スタークの全身スーツをご覧ください(ご自分で試着することも可能です)。

ディズニーランドを満喫したら、海外沿いを南に向かい、陽光が眩しいサンディエゴを訪ねましょう。

Next Stop
サンディエゴ (96マイル/154km 1時間34分)
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Balboa Park

サンディエゴ

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サンディエゴ
California Dreamers, Endless Coastline & Sunshine

海に面したこの街では、とにかく外に出て楽しまないことには、その醍醐味を知ることはできません。天気が良い日に表に出れば、その理由は一目瞭然。あらゆるものが、そして誰もが、翳ることを知らない太陽を楽しむ時間が待ちきれないかのようです。サンディエゴ湾に沿ったエリアは、退役した航空母艦もその一部をなす海事博物館などもあり、眩しい陽光を楽しむにはうってつけの場所。

街の中心部では、ホートンプラザでのショッピングや、ペトコ・パークでの野球観戦をお楽しみください。サンディエゴ動物園では、ジャイアントパンダも見ることができます。次に、リトルイタリー、ノースパーク、サウスパーク、イーストビレッジなど、サンディエゴの個性的な近隣エリアを探索しましょう。徒歩でも観光しやすいこれらの街は、サンディエゴのグルメブーム、先進的なアートシーン、クラフトビールブームの中心地となっています。食べ歩きは、バルボアパークの北東側に隣接するノースパークからスタート。30thストリートとユニバーシティ・アベニュー沿いにあるアーバン・サラスでは、農場で採りたての食材を使用した料理とブティックワインを楽しみましょう。また、ローカルに人気のカルニタス・スナック・ショップは、気軽に立ち寄れるスポットです(生鮮食品などその日の食材の仕入れ状況により、毎日メニューが変わります)。ランチの腹ごなしに、サンディエゴの宝石のようなミッションベイまで足を延ばして、レンタルのスタンドアップパドルボートやカヤックで運動をしましょう。日が沈んだ後、ディナーやダンスを楽しむには、賑やかなガスランプ・クォーターへ。カリフォルニアを象徴するホテル・デル・コロナドでは、贅沢な夜を満喫できます。アーチ橋で市内と連結しているのどかなコロナド島に佇むこのホテルでは、都会から遠く離れているような静けさを味わえます。

ここからは海にさよならを告げ、内陸に向かいましょう。でも、まぶしい太陽はついてきますので、ご安心を。次の目的地は、砂漠の自然が探訪できるアンザボレゴです。野生の動植物や、人里からはるかに離れた谷、そしてアメリカ先住民のアートなど、魅力たっぷりの場所です。

Next Stop
アンザボレゴ砂漠州立公園 (84マイル/135km 1時間47分)
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Anza-Borrego by Harriot Manley

アンザボレゴ砂漠州立公園

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アンザボレゴ砂漠州立公園
Wild, Remote & Unforgettably Beautiful

この公園名は、1774年にこの砂漠を横断した有名なスペイン人探検家フアン・バウティスタ・デ・アンザの名と「羊」を意味するスペイン語を組み合わせたもの。カリフォルニア州最大の州立公園であるこの砂漠の保護区では、荒れ地、ヤシの木のオアシス、細い渓谷、サボテンの丘などがある242,811ヘクタール以上の敷地を保護しています。地質学の教材のようなこの土地の形状は、現在でも浸食や鉄砲水により変化し続けています。人里離れた荒れた土地なので、ほとんどのエリアへは舗装されていない道路を通って車で行くか、徒歩でアクセスするしかありません。悪路でも走行性の良い4WDが好ましい しかし、静寂の世界と思い出に残る美しい自然が待っているので、訪れる価値はあるでしょう。

まず、ボレゴスプリングスの北西にある公園のビジターセンターに立ち寄りましょう。この施設は涼しく保てるよう地下に建設されています。ここで必要な情報を収集し、おすすめのスポットを教えてもらいましょう。アンザボレゴで最も有名なハイキングコースを進むと、ボレゴ・パームキャニオンに到着します。地下の源泉からの水を湛えたこのオアシスでは、カリフォルニア原産の唯一のヤシであるカリフォルニア・ファンパームが日陰を作っています。往復してもそれほど長い距離ではありませんが(計4.8キロメートル)、砂漠から熱帯へ旅をしているような気分になります。岩の渓谷の間を曲がりくねって通る、枯れて砂に覆われた川床に足を踏み入れてみましょう。タマサボテンやオコチョウと呼ばれる低木が点在しています(オコチョウの深紅の花の周りを飛び回るハチドリの姿を探してみましょう)。

もう少し進むと生い茂った柳が見え、小さな滝が流れる音が聞こえます。さらに進むと岩が途切れ、そびえ立つヤシの木が影を落とす深い場所に到着します(これらヤシの木は、その剪定されていない葉の様子から、「スターウオーズ」に出てくるウーキーに少し似ています)。過去10年間に起きた激しい暴風雨と鉄砲水により、この森で最古だったヤシの木の大半は流されてしまいましたが、パームキャニオンは現在でもアンザボレゴ最大のヤシの森として存在感を放っています。砂漠を通過する80種以上の渡り鳥が、パームキャニオンの水場を利用しています。また、ここはオオツノヒツジのお気に入りの場所でもあります。高い尾根を見渡して、オオツノヒツジの姿を探してみましょう。運が良ければ、水を飲みに降りてくるかもしれませんよ。

アンザボレゴを後にするときは、有史以前の獣を表現したユニークな金属の彫刻に注目してください。ボレゴスプリングスの街の近く、砂漠のあちこちに置かれたこれらの作品は、リカルド・ブレセーダの手によるものです。この後は、まず東へ進路を取り、その後は北へ向かいます。目指すはパームスプリングス。いくつかの街と緑豊かなリゾートコミュニティが連なるエリアです。

Next Stop
パームスプリングス (88マイル/142km 1時間36分)
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Spa at Sparrows

パームスプリングス

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パームスプリングス
Hipster cool in the desert

砂漠にありながら地下の源泉からの水で潤うパームスプリングスは、この地域を象徴するヤシの木に囲まれ、パームデザート、ランチョミラージュ、インディアンウェルズ、そして名前の由来であるパームスプリングスの街などのリゾートコミュニティが並んでいます。街にはクールなミッドセンチュリー・モダンの雰囲気が漂い、くつろぎ方は無限に広がっています。1950年代には、フランク・シナトラやエルビス・プレスリーなどのスターが豪邸を建て、チャンピオンコースでゴルフをプレイし、砂漠の夜を豪勢に飲み明かしました。ヒップで自信たっぷりな昔ながらの気風は今でも健在ですが、次世代の活気もあふれ、人気の新しいレストラン、豪華な宿泊施設、素晴らしいショッピングが楽しめます。また、至る所にカリフォルニアの美しい砂漠が見られます。

パームデザートのおしゃれな地区、エルパセオではたっぷり時間をとって散策しましょう。まずはアートめぐりです。この約2キロメートルの道とその周辺の道は、アートギャラリーが密集する南カリフォルニアでも有数の地区です。ミニ美術館のような魅力的なアートギャラリーでは、アートを近くで見たり、知識豊富なギャラリーのオーナーやスタッフと気軽に話をしたり、特別なオープニングやイベントでアーティストと会うこともできます。次は食事です。ジャズを聴きながら食べる肉汁たっぷりのステーキ(サリバンズ・ステーキハウス)、殻付きの生ガキ(パシフィカ・シーフードレストラン)、薪焼きピザ(サミーズ)などはいかがでしょうか。そしてもちろん、ショッピングははずせません。エルパセオがロデオドライブを思わせるのには理由があります。インテリアも素晴らしいボッテガ・ヴェネタやセントジョンなど、トップデザイナーのブティックが並び、クレジットカードを振りかざして入りたくなるような魅力に溢れています。エルパセオショッピング地区のガーデンズには、サックスフィフスアベニュー、アンテイラー、ポッタリーバーン、ブルックスブラザーズ、トミーバハマなど、さらにお店があります。

荷物をまとめたら、次は、また別の砂漠の素晴らしい大自然、ジョシュアツリー国立公園の探訪に出かけましょう。パームスプリングスのすぐ東に広がるこの公園の名は、一帯に群生する奇妙な形に枝を広げたユッカツリーと、そのドラマティックな景観から名付けられています。

Next Stop
ジョシュアツリー国立公園 (49マイル/79km 47分)
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Alex Farnum

ジョシュアツリー国立公園

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ジョシュアツリー国立公園
Rugged Mountains, Vibrant Sunsets & Uncountable Stars

巨岩、起伏の激しい山々、金鉱跡、所々に風変わりな木の生えた砂漠平原。地元の人々からは「Jツリー」と称されるジョシュアツリー国立公園は、モハベ砂漠とコロラド砂漠の交差地点にあります。街の由来となったのは砂漠の植物。ジョシュアツリー国立公園は、満天の星が輝く夜の闇が最も美しい。夕焼けも幻想的です。

キーズビューの広大な眺めを堪能するには、良く晴れた日の朝がおすすめです。そこから見えるのは、南カリフォルニアで1番目と2番目に高い2つの山頂: 標高3,302メートルのサンジャキント山と標高3,506メートルのゴルゴニオ山です。パームスプリングスとコーチャラバレーを背景に、東南方向に広大なソルトン湖がかすかに輝きます。さらによく見てみると、真下にサウザンドパームオアシス自然保護区の葉が生い茂る緑色が見えます。空気の澄み切ったお天気の良い日に双眼鏡を覗いて、145キロメートル離れたメキシコのシグナル山を見つけましょう。舗装されたトレイルの少し先まで足を延ばし、砂漠の中にだけある静かで穏やかな場所を訪れたい人は、歩道に沿って近隣のインスピレーションピークまで出かけるサイドトリップもおすすめです: 既にキーズビューロードを外れて運転しているため、間違えないようにロストホース金鉱跡のトレイルスタート地点で止まり、ロストホース金鉱跡へ向かう穏やかなハイキングコースを行きましょう。

ここからは北へと進路を取り、世界でも最も印象深い場所に数えられる場所、デスバレーに向かいます。デスバレーとはなんとも不気味な名前ですが、実は、色鮮やかなキャニオンや、スケールの大きな砂丘、そしてなんと城までもが揃った見どころ満載の国立公園です。

Next Stop
デスバレー (280マイル/451km 4時間59分)
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Death Valley by Laura Flippen

デスバレー国立公園

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デスバレー国立公園
Mountain-Size Sand Dunes, Mysterious Singing Rocks

全米最大の国立公園のデスバレーは、岩手県とほぼ同じ広さです。134万ヘクタールの土地には、山のような巨大な砂丘、海面より低い塩原、色彩豊かな砂岩峡谷、そして探検家によって残された偉大な建築物、スコッティーズキャッスルが広がっています。ここでは極端であることが普通のこと。デスバレーはアメリカで最も気温が高く乾燥した場所で、夏の気温は49℃以上に達し、年間平均降水量は5センチメートルです。標高も極端です。公園の最低地点であるバッドウォーター盆地が海抜マイナス86メートルにある一方で、テレスコープ山は3,368メートルの高さにそびえ立っています。高さ、そして極端な低さ。暑さ、そして素晴らしい砂漠の景色のクールな魅力。デスバレーは壮大なスケールです。

日の出と日没時には、ゴールデンキャニオンの褶曲し浸食した層が太陽に映え、オレンジ色から、アンズ色、スクールバスのような黄色まで、考えられる限りのあらゆる色合いの黄金色が崖のひだに現れます。眺めのよいスポットは2つ ザブリスキーポイントは車で行って高台から景色を見渡すことができ、ゴールデンキャニオンは徒歩で行って鮮やかな美しさを近くで見ることができます。気軽な観光なら、舗装されたトレイルから豊かな色合いのバッドランドの見事な景色が見渡せる、ザブリスキーポイント(ハイウェイ190号線付近)がおすすめです。

公園で最も写真が撮影されるスポットのひとつで、日没時には多くの人で賑わいます。ゴールデンキャニオンに行く道は反対側から始まります。ビジターセンターから5.6キロメートル南東のバッドウォーターロードから入ります。往復約3キロメートルの穏やかな道ですが、さらに足を延ばして9キロメートルのループを歩くこともできます。トレイルは駐車場から穏やかな上り坂となって峡谷の軟らかい壁を抜けていきます。黄色、ベージュ、クリームと色とりどりのしま模様になっているのは、含まれている鉱物が異なるためです。少しだけ足を延ばしてレッドカシードラルにぜひ行ってみてください。鉄分を多く含む岩が風化して赤くなった崖がそびえ立っています。

デスバレーを満喫したら、北に向かいましょう。その後、西に進路を変えて、峰々が連綿と連なるシエラネバダ山脈を目指します。途中、ローンパインやインデペンデンスなどのフレンドリーな砂漠の街に立ち寄り、一休みするのもおすすめ。そして、マンザナー国定史跡を訪ねて、カリフォルニアの粛然たる歴史に触れてください。マンモスレイクに着いたら、人々の気さくなおもてなしを体験しましょう。この山岳の街では、一年を通して、さまざまなアクティビティが楽しめます。

Next Stop
マンモスレイク (205マイル/330km 3時間30分)
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Mammoth by Harriot Manley

マンモスレイク

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マンモスレイク
雪の舞う冬、野の花が咲く夏

西部で最も高い山々に囲まれた山間部にあるこの落ち着いた街に住む人々は、自分たちの街の魅力をよく知っています。冬にはこの地を象徴するマンモスマウンテン(実は花こう岩の山々に囲まれた火山)と近くのジューン湖のリゾート地でスキーを堪能したり、雪解け後には、透き通った水辺でフライフィッシングや高地の野原に咲く野の花の中を通るハイキングやマウンテンバイクを楽しみつつ天然温泉につかったり。ここは、そんな心からアウトドアを愛する人々のためにある場所です。夏には、ブルーザパルーザ・フェスティバル(通常7月下旬開催)で、地元の人たちと一緒にクラフトビールを味わい、ブルーグラスに耳を傾けましょう。マンモスレイクは高い山の中にある街ですが、驚くほど簡単にたどり着くことができます。特にスキーシーズン中は、ロサンゼルスと並んでサンフランシスコ地域の空港からも毎日フライトがあります。

冬、マンモスレイクの母なる自然は優しさに溢れます。山麓の街を象徴するマンモスマウンテンの積雪は平均9メートルを超え、リフトやゴンドラが次々と州内リゾート最長の尾根を上っていきます。ショップやレストラン、ナイトライフが充実したベースとなるビレッジも魅力。スキーをしない方でも、美しい景色を楽しめるマンモスマウンテンのゴンドラに乗ってみましょう。3,369メートルの山頂に登り、辺りを囲む高い山々の圧倒的な眺めを堪能することができます。冬の贅沢も盛りだくさん。雪上車で行くツアーから、ガイド付きの満月の夜に楽しめるかんじきトレッキングもあります。子ども達と一緒なら、チュービングがおすすめです。大自然の中を犬ぞりで駆け抜けるのもいいでしょう。スキーの後は、シエラネバダリゾート&スパやスノークリーク・アスレチッククラブなどの周辺リゾートでマッサージが受けられるほか、雪の積もった松に囲まれた、落ち着いた雰囲気のレイクフロントレストランで、美味しいディナーを楽しめます。

マンモスレイクで過ごした後はシャトルに乗り、魅力的なデビルズ・ポストパイル国定公園へ日帰り旅行に行きましょう。(この公園は、すべての連絡道路とトレイルが雪で不通になる冬期には閉鎖されています。例年、6月から9月まで開いていますが、事前に電話で交通についての最新情報を確認してください。開いている期間は降雪の具合により変わります。)

ここからは、北に向かってモノレイクとリーバイニングを目指し、さらにタイオガパスを抜けてヨセミテ国立公園を目指します。(注:このルートは、例年11月から5月までの雪のシーズンは閉鎖されています。事前にCaltrans.orgで交通情報を確認してください。)

 

Next Stop
ヨセミテ国立公園 (125マイル/201km 3時間6分)
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Kodiak Greenwood

ヨセミテ国立公園

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ヨセミテ国立公園
Unforgettable Beauty, Plunging Waterfalls

ヨセミテには、東側から入ると、高山地帯ならではの美観が満喫できます。花崗岩の岩山や、有名なトゥオルムメドウなどの高地の草原が織りなす景観は格別です。整備の行き届いたトレイルで、尽きることのない大自然の魅力を堪能してください。静寂に包まれた草原の端からは、各方面へ向かうハイキングトレイルが整備されています。カテドラルピークやユニコーンピークの尖峰の下に佇む高山湖、轟音を上げて流れ落ちるトゥオルムリバー沿いの滝など、その目的地は様々です。草原の歴史あるキャビン内には小さなビジターセンターがあり、このエリアの地理、山野草、野生動物に関する展示を設けています。  さらに西へ進むと、この公園の代表的なスポットであるヨセミテバレーへと到達します。ここからはシャトルバスを利用して、主だったスポットを巡ることができます。

カリフォルニアで最初の国立公園であるヨセミテは、1984年にユネスコの世界遺産に登録されました。年間400万人もの観光客がここを訪れています。2,849平方キロメートル以上の広さを誇るヨセミテ国立公園の広さは、東京都のおよそ2倍です。ここには生涯思い出に残る大自然の景色が広がっています。ヨセミテには数多くの見どころがありますが、中でも特に必見なのは滝でしょう。滝の落差ランキング世界トップ20のうち、ヨセミテフォールズ、センチネルフォールズ、リボンフォールズの3つ滝がヨセミテバレーからランクインしているのです。ヨセミテフォールズは、北米で最大の落差を誇る滝として知られています。標高729メートルのヨセミテフォールズの上までのハイキングは難易度が高いものの、幸い滝の下からでもダイナミックな景観を楽しむことができます。全長1.6キロメートルのループ状の初心者向けコースもありますので、ぜひ一度訪れてみましょう。標高189メートルのブライダルベールフォールズ。この滝へ行くルートは歩きやすく、噴き出すように落ちる滝の下の展望所に通じています。一方、バーナルフォールズとネバダフォールズへ向かうハイキングコースは比較的難易度が高いと言えるでしょう。花崗岩の階段を上ってこれら巨大な滝の崖縁まで行くと、岩棚を流れ落ちるマーセドリバーの全景を一望できます。(必ず安全標識に従い、ロープや標識を越えてその先に行ったりしないでください。)

ヨセミテを満喫した後は、シエラ山脈の西側をさらに南に向かいましょう。豊かな農地が広がるセントラルバレーを下って、最後の目的地を目指します。ここは、世界最大の生き物であるジャイアントセコイアと険しい高山の渓谷が探訪できる、隣り合った2つの国立公園です。

 

Next Stop
セコイア/キングスキャニオン (139マイル/224km 2時間32分)
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Tom Hilton/Flickr

セコイア・キングスキャニオン国立公園

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セコイア・キングスキャニオン国立公園
Deep Canyons, Roaring Rivers

ジャイアントセコイア、高くそびえる山並み、深い渓谷、水音を轟かせる川で知られるこの2つの公園はおよそ120キロメートル北にあるヨセミテほど知られていませんが、実は見どころがたくさんあります。セコイア・キングスキャニオンの域内にはアメリカ本土最高峰の4,417メートルのホイットニー山と、北米有数の深さを誇る渓谷、キングスリバー渓谷があります。2つの公園と、隣接するジャイアントセコイア国定公園および国有林の最大の魅力は、巨大なセコイア。世界最大の生物として知られるシャーマン将軍の木とその周りの巨木の森を、その圧倒的な大きさに感動しながら歩き回りましょう。シエラの青い空を背景にそびえる直径31メートル、高さ84メートルのシャーマン将軍の木は、今も成長を続けており、毎年、高さ18メートルの木に相当する分量の木質が増加しています。まだ大きさを実感できない方も、シャーマン将軍の大きな枝は直径ほぼ2メートルで、ミシシッピ川東岸に生えるほとんどの木よりも大きい、という事実を知れば、お分かりいただけるでしょう。

当然のことながらシャーマン将軍の木を見に多くの人が訪れるので、夏にはこの木を見下ろせるスポットと下から見上げられるスポットの2か所を結ぶ無料のシャトルバスが運行されています。多くの観光客が上の停車地点で降り、下の地点まで一方通行の下り坂を、シャーマン将軍の木を見ながら徒歩で下ります。短時間訪れるだけならこれでも十分ですが、この公園では、まだたくさんのアクティビティを楽しめます。セコイアの壮観さをもっと存分に満喫するには、隣接した約3キロメートルのループ、コングレストレイルをハイキングしましょう。直径がリビングルームの大きさほどのセコイアが数10本も並ぶ中を散策できます。ループ状のトレイルの終点に近い場所にある代議院の森と元老院の森は特に印象的ですが、もう1つ異彩を放っているのはワシントン・ツリーです。この木は長い間、世界で2番目に大きな木だと見なされてきました。

冬の雪の降る時期は、公園内の立ち入り可能エリアが著しく制限されます。詳細については、事前にウェブサイトで確認してください。

ここからロサンゼルスに戻る場合は、南に約3時間半ほどのドライブになります。サンフランシスコに向かうには、北西に約4時間ほど車を走らせてください。